激動するアジア太平洋地域、ベトナムの行方へは。 21世紀を迎えて進展するグローバリゼーション、東アジア共同体構想、メコン地域開発協力の中で、米越通商協定、日越投資保護協定が発効し、WTO正式加盟を目前に控えたベトナム対外関係を中心に、各分野の専門家がその現状に迫り、将来を展望している。 第1章対外関係と国際認識の変化、第8章メコン地域協力とベトナム(白石昌也著。現早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授) 第2章90年代後半以降の対外政策、第7章第9回党大会前の権力闘争と対外政策(牛山隆一著。現日本経済研究センター副主任研究員兼アジア研究室次長) 第3章対外経済関係の拡大、第6章ベトナムの国際化と日本企業(池部亮著。現ジェトロ貿易開発部) 第4章国際社会への参入と経済発展、第5章米越通商協定とその影響(細川大輔著。現JICA技術協力専門員)
- 白石昌也【編著】
- 価 格:3800円
- ISBN:978-4-87015-151-2